わたしがコロナ禍で得たもの

コロナ禍でわたしが得たもの。

それは趣味である絵を描くことである。

 

こんなご時世にならなかったらわたしはJOJOを1部から読もうと思わなかったし、

JOJOを読んだから、今絵や漫画を描いているわたしがいる。

 

もともと限界ヲタクなので、いろんな同人誌を読み漁ってはいたが、

自分で漫画を描こうと思ったきっかけは、自分が読みたい同人誌を、読みたかったからってのが大きい。

あと、単純に自分も描いてみたかったから。

小説は何度か書いた経験があったし、前々から絵で表現することにチャレンジしてみたかった。

 

この半年わたしはイラストや漫画を描くことに時間を使った。

どこにも行けない、テレビを見てもみんなフェイスシールドをしていて

どこか「コロナ」が頭から離れない。

本当なら今年に秋にはタイへ旅行に行くはずだった。

職場はこの事態にピリピリしているし、周りに感染者がいなくてもどこか疲弊している。つらい。悔しい。こんなことになるなんて。

きっとみんながそう思って生きていると思う。

 

そんな中で絵を描くことに出合えたわたしは幸せだった。

 

最初はこんなに描き続けると思っていなくて

飽き性のわたしはすぐにやめてしまうだろうと思っていた。

それがどうだ、今はこんなに楽しくて、絵や漫画を描くために睡眠時間を削っているくらいだ。

 

絵や漫画を描くことの何が楽しいって、自分としか向き合わないところにあると思う。

そりゃ、絵が上手な人にはうらやましいと思う。

それでも絵を描いてる時は自分としか戦っていない。

自分の脳内をアウトプットすることの楽しさ。

それをもっと上手に、もっと正確に表現したい。

どこであきらめるか、どこで納得するかは自分が決める。

 

わたしにとって、身体を鍛えることもそうだけれど

自分自身の修行なんですよ。

ジムでみんなでわちゃわちゃと運動することも好きだけれど

自分との勝負だと思っている。

 

サンドバック対自分。そこに相手はいない。敵は己のみ。

デスクトップpcにむかって絵を描く自分も常に自分と戦っている。

 

このコロナ禍でなくしたものばかりではなく

わたしは、出会えたものがある。

ほんとうに幸せな奴だと思う。

 

描きたいものがたくさんあって

幸せだなんて、そう思えるなんてほんとに幸せな奴だよ。

好きに絵を描ける環境にも感謝。

 

来年の目標は、何とは言わないが必ず同人誌を作りたいと思っている。

何を描くかすら決まっていないけれど。

1冊でもいいから、同人誌を作りたいなぁ。

誰かに買って読んでもらいたいという気持ちはもちろんあるけれど

それは2番目の希望で、1番は自分の作品を自分の手で作りたい。

それを手に取りたいなんて、贅沢な夢を抱いてしまった。

 

コロナよ、お前は罪深い奴だな。