あとがきと予定~昨日の誠、今日の嘘~

林真理子先生の「愉悦にて」に出会ったのは偶然本屋で。

林真理子先生に出会ったのは雑誌の「今月の一冊」的なコーナーだったと思う。

 

「愉悦にて」に茶道を嗜む男性の話が出てくるのだけれど、茶道は季節ごとにお点前があって、季節ごとにお菓子が違う。抹茶の濃さも違って、すると味も違う。

それってなんかめちゃくちゃセクシーだなと思った。

季節を感じる大人の余裕と心の余裕がある人ってエロくないか・・・??

千利休ありがとな。

 

余裕がないと季節なんて感じてられないんだよ。

日々、高速で過ぎていく時間の中で気が付かない季節に目を向けられるようになりたい。

 

道端に咲いたひまわりに、夏を感じたわたしは急いでネームを書いた。

季節ごとに服を着替えるのだから、季節ごとに感じることが違ってもいい。

そんな仗露を描けたらいいなぁ。

 

 

茶道はそうするにはぴったりな嗜みだと思う。

 

国語の授業でならった季語が好きだった。

漫画を描くなら季節を感じられる漫画を描きたいと思っていた。

その第一歩が今回の「昨日の誠、今日の嘘」になった。

 

ほんとは露伴視点のみのつもりだったから、1ページのみの予定で描いていたのだけれど、話を進めるにつれて仗助視点も描いてみたくなって、二人を同じテーマで書くなら間にイラストが必要かなとか思い、描き進めたらこうなった。

 

夏も梅雨もとても苦手なわたしだけれど、梅雨から夏にかけての何かは好きかもしれない。次は夏かぁ。テーマが夏って難しいなぁ!!!

 

しかし、やっぱりプロット考えてる時が一番楽しいなぁ、描いてる時も幸せの絶頂にいるけれど「何書こうかな~~~~~~~」って時最高に楽しい。

 

今回も絵の課題や、修正点はたくさんあるけれどそれはきっと何度も描いていくしかないと思っているのでそれは未来のわたしに任せたいと思う。

でも今回の目標「コマ割りをきれいにやる」はクリアできたので、そこは大変満足している。

 

次の漫画はR18の予定。わたしの性癖を詰め込んでいこうと思う。